第41回 緑化工技術講習会 講習内容

開催日   : 令和2年2月13日(木) 13時00分〜18時00分
           2月14日(金)9時30分〜15時00分
会 場  : 東京農業大学 331教室
講習内容 : 特集1.地域性種苗の供給と外来牧草の適正活用について-2
      特集2.吹付基盤材の品質問題について

演題・講師・講演内容
    (講演、演題、時間などにつきましては、講師の都合により変更することがあります。)

 演 題

 タイトル / 講師

 講演内容

2/13(木) 特集1. 生物多様性保全と外来牧草の適正活用について-2

1日目@ 13:00
   〜 14:30

外来緑化植物の消長

九州産業大学建築都市工学部
      教授 内田泰三

外来牧草は、立地条件を改変し、あるいは地域に自生する植物を被圧する問題のある植物とされてきた。その真偽と、外来牧草の適正な活用について解説いただく。

1日目A 14:40
    〜16:10

地域性種苗(自生種種苗)供給の実際

(有)開成舎 社長 福田尚人

北海道において、地域性種苗(おもに種子)採取の取り組みを行い、地域性種苗活用の途を切り開いており、その取り組みの実際について解説いただく。

1日目B 16:20
    〜17:50

地域性種苗の生産、生物多様性保全緑化工の実際

環境省自然環境局国立公園課
  生態系事業係 岩本千鶴

地域性種苗の生産、及び生物多様性保全緑化工法の現状について調査を行った結果、及び、今後の生物多様性保全の取り組みの方向性について解説いただく。

2/14(金) 特集2. 吹付基盤材の品質問題について

2日目@ 9:30
    〜11:00

吹付基盤材の品質のあり方について

パリノ・サーヴェイ(株)
        中根秀二

吹付基盤材の品質の低下が問題とされている。長年にわたりバーク堆肥等有機系吹付基盤材の分析を行ってきた結果を踏まえ、化学性の面から吹付基盤材の品質のあり方について解説いただく。

2日目A 11:10
    〜12:40

法面緑化工における植物生育基盤の経年変化につい

東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科
      准教授 橘驤

植生基材吹付工等により造成された植物生育基盤の経年変化の研究結果より、土壌代替としての吹付基盤材のあり方について解説いただく。

2日目B 13:30
    〜15:00

法面緑化工法の標準化に関する取り組みについて

(特非)日本緑化工協会
    技術委員長、
    各会分科会長

緑化植物、施工、二次製品、基盤材分科会における、緑化工技術の指針の見直し、標準化の取り組み成果になどについて解説する。