外来種 問題 : 「侵略的外来種リスト(仮称)植物」に関する意見 2-4

4.(外国産)在来種に関する問題

 ④の(外国産)在来種に係わる問題は重要である。
侵略的外来種に係わる問題としてB. 交雑(在来種と交雑し、遺伝的な攪乱を発生させる)に該当するからである。

治山・砂防・法面緑化に関しては、「要注意外来生物リスト」に主立った外来牧草がリストアップされたことから、その使用の自粛が求められ、結果、在来種として(外国産)在来種が、自然環境に優しい植物として多用されるに至っている。(外国産)在来種は、自然度の高い箇所ほど多用される傾向にある。

いずれも我が国に自生する種と同じ種であることから、全国広範囲にわたり、ヨモギ、メドハギ、ススキ、イタドリ、ヤマハギ、コマツナギなどの交雑が急激に進行している。既に、取り返しがつかないほどに進行しているものとも考えられる。

また、選別が十分に行われていないため、非意図的な外来種の侵入例も認められている。

従って、既に取り返しがつかない状況として放置するのか、これ以上交雑が進まないように制限を加えるのかについて、早急に判断すべき時が来ているものと考えられる。

しかし、これらの植物は評価対象にはなっていない。

外来牧草に関する評価以前に、これら(外国産)在来種に対する評価を行い、その使用の可否について結論を出すことが必要である。

(文責:中野裕司)

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