外来種 問題 : 「侵略的外来種リスト(仮称)植物」に関する意見 2-6

6.地域区分に係わる問題

 以上、問題点について書き連ねたが、「生物多様性保全上重要な地域」に対する侵略的外来種の影響は回避することは必要であり、そのためには、人・物・金という資本を最適に投下できるように「生物多様性重要な地域」と「それ以外の地域」に区別することが重要である。

これについては、4省庁による「平成18年度生態系保全のための植生管理方策検討調査」において、次の4地域区分が提案されている。

              ① 奥山自然地域

              ② 里地里山等中間地域

              ③ 都市地域

              ④ 生物多様性保全上重要な地域

また、「地域区分ごとの取扱に係わる暫定的な考え方(素案)」が示されており、この素案などをベースに、具体的な地域区分を行い、メリハリのある取り組みを行う必要がある。

 すなわち、①、④の地域に対しては、外来種、(外国産)在来種は用いない、計画生産した地域性種苗を用いる、②については外来牧草などを、4省庁による「平成17年度緑化植物取扱方針検討調査」にて示された、「」調査対象種の当面の望ましい取扱方向(案)」に基づき適切に使用する、都市地域に関しては、景観・修景的な観点なども考慮し、多様な外来植物の使用を管理する、など、地域区分に応じた明確なルールを示す必要がある。

(文責:中野裕司)

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